コーヒーが苦手な理由としてよく耳にするのが「苦いから」そして「酸っぱいから」の2つです。私もコーヒーを愛するまでは、こんなにまずい飲み物はない、と嫌っていました。しかし、コーヒー豆とコーヒー粉の種類と焙煎度合いを選び、苦味と酸味を抑える作り方のコツがわかれば、おいしく淹れることができます。コーヒー豆とコーヒー粉は、ネット通販で手軽に買えるので、ぜひ挑戦してみてください。
- 苦くない酸味も少ないおすすめのコーヒー豆とコーヒー粉10選
- ネット通販で大人気の苦味と酸味が少ないコーヒー豆とコーヒー粉
- 苦くない&酸っぱくないコーヒーの選び方のコツとおすすめの作り方

人気のある苦くない&酸っぱくないコーヒー豆と粉おすすめ10選
苦くない、そして酸っぱくない…おすすめのコーヒー豆とコーヒー粉を厳選しました。コーヒー豆の苦味と酸味を抑える作り方のコツもあわせてご確認いただき、自分好みの味の探求、試行錯誤の助けになると幸いです。
なお、Amazonで苦くないコーヒー豆&コーヒー粉を買うなら、Amazonプライムに加入するとお得です!送料無料&配送時間指定ができるうえに、対象の書籍と映画やドラマが見放題という大盤振る舞いなサービス。
楽天市場での買い物が多いなら、楽天ポイントがザクザク貯まる年会費永年無料の楽天カードがおすすめ。スーパーやコンビニだけでなく、光熱費やスマホ代の支払いにもポイントが付きます。
【澤井珈琲】コーヒー専門店 やくもブレンドセット

ポイント | 内容 |
---|---|
メーカー/ブランド | 澤井珈琲 |
コーヒー豆の苦味 | |
コーヒー豆の酸味 | |
安い(コスパの良さ) | |
人気(Amazon/楽天) |
150杯入りで、飲みやすく軽やかなコーヒーです。それでいて、コクがしっかりあるので苦みや酸味が嫌いな人におすすめのコーヒー豆。濃い目に入れても苦くないから不思議。コスパも良く、我が家は「やくもブレンド」で決めています。
【ビーンズトーク】モカブレンド コーヒー

ポイント | 内容 |
---|---|
メーカー/ブランド | ビーンズトーク |
コーヒー豆の苦味 | |
コーヒー豆の酸味 | |
安い(コスパの良さ) | |
人気(Amazon/楽天) |
色々と試しながらおいしいコーヒー豆を探しています。苦くない、酸っぱくない、お茶のようなライトな味わいでおすすめ。挽いて粉にしてあるタイプより、豆を自宅で挽いたほうが何倍も美味しいですよ。

【スターバックス】ライトノートブレンド レギュラー

ポイント | 内容 |
---|---|
メーカー/ブランド | |
コーヒー豆の苦味 | |
コーヒー豆の酸味 | |
安い(コスパの良さ) | |
人気(Amazon/楽天) |
濃くて苦いコーヒーが苦手なので、スタバのリアル店舗でコーヒーは飲みません。同じスタバでもおそらく一番軽やかな味わいの本製品は、苦いコーヒーや酸っぱいコーヒーが飲めない人に飲んでもらいたいコーヒー豆です。
【神戸上島義弘ブレンド】クセのないオリジナルABブレンド 熟成コーヒー

ポイント | 内容 |
---|---|
メーカー/ブランド | 神戸上島義弘ブレンド |
コーヒー豆の苦味 | |
コーヒー豆の酸味 | |
安い(コスパの良さ) | |
人気(Amazon/楽天) |
コーヒー豆の状態と香りは大変満足です。この値段でこの品質の豆が買えるのであれば安い部類かと思います。売りのとおり「癖がなく」若干酸味がありますが、スルスルと飲める味です。

【藤田珈琲】エチオピアモカブレンド

ポイント | 内容 |
---|---|
メーカー/ブランド | 藤田珈琲 |
コーヒー豆の苦味 | |
コーヒー豆の酸味 | |
安い(コスパの良さ) | |
人気(Amazon/楽天) |
コーヒーメーカーで淹れてみたところ、苦味は少なく、ジューシーな酸味を少し感じました。全体的にまろやかなモカブレンドコーヒーに仕上がっています。雑味もなくすっきりとした後味で、食事の後におすすめです。コンビニコーヒーより癖がなく美味しい。
【HORI COFFEE】1968年創業の老舗珈琲専門店 ホリブレンド

ポイント | 内容 |
---|---|
メーカー/ブランド | HORI COFFEE |
コーヒー豆の苦味 | |
コーヒー豆の酸味 | |
安い(コスパの良さ) | |
人気(Amazon/楽天) |
コーヒー豆のまま購入し、家で手動ミルを使い豆を挽いています。老舗コーヒー店と言うだけあり完成度が高い。コーヒードームがもりもり膨らみ、家中が良い香りで包まれました。コーヒー粉で買うと風味は落ちますが、言い方を変えると苦さや酸っぱさなどの角も取れるので、苦手な人には粉がおすすめです。

【成城石井】成城石井ブレンド

ポイント | 内容 |
---|---|
メーカー/ブランド | 成城石井 |
コーヒー豆の苦味 | |
コーヒー豆の酸味 | |
安い(コスパの良さ) | |
人気(Amazon/楽天) |
毎日飲むコーヒーとしてリピートしています。とがった苦みや酸味がない飲みやすいコーヒー豆としておすすめです。大量に買って冷凍庫で保存すると1ヵ月程度は美味しく飲めますよ。アメリカンなどさっぱりとしたコーヒーが好きな人向け。
【銀河コーヒー】香りの女王 モカ イルガチェフ ナチュラル

ポイント | 内容 |
---|---|
メーカー/ブランド | 銀河コーヒー |
豆の焙煎による苦味 | |
豆の種類による苦味 | |
安い(コスパの良さ) | |
人気(Amazon/楽天) |
さっぱりとしたサードウェーブ系の浅煎りコーヒーを好んで飲んでいます。ネルドリップでサッと淹れると、酸っぱくない、苦くない味が引き出せます。時間がたってもクリアで雑味のない、酸っぱくならない高品質なコーヒー豆でした。

【パロットコーヒー】モカ エチオピア ベレカ

ポイント | 内容 |
---|---|
メーカー/ブランド | パロットコーヒー |
コーヒー豆の苦味 | |
コーヒー豆の酸味 | |
安い(コスパの良さ) | |
人気(Amazon/楽天) |
焙煎したてのフレッシュなコーヒー豆でした。口に含むと、最初にまろやかな酸味があり、その後に果実のような香りが感じられます。上質なモカでパッケージも可愛いのでプレゼントにもおすすめです。
【自家焙煎コーヒー マウンテン】ロイヤルモカブレンド

ポイント | 内容 |
---|---|
メーカー/ブランド | 自家焙煎コーヒー マウンテン |
コーヒー豆の苦味 | |
コーヒー豆の酸味 | |
安い(コスパの良さ) | |
人気(Amazon/楽天) |
酸っぱいコーヒーや苦味の強いコーヒー豆は美味しく飲めたことがないのですが、マウンテンさんの豆は間違いなく美味しい。ある程度コクがあり、苦味も口の中に残りません。豆を挽いているとき、ドリップしているとき、匂いを嗅いでいるだけで嬉しくなります。
おすすめ人気ブランドで選ぶ苦くない&酸っぱくないコーヒー豆と粉
創業から歴史が長い、老舗コーヒー豆メーカーを厳選して紹介します。苦くない&酸っぱくないコーヒー豆もおすすめですが、まろやかな苦味やジューシーな酸味を持ったコーヒー豆も扱っているので、試してみてはいかがでしょうか。きっと、コーヒーの世界が広がりますよ。
なお、Amazonで★商品名★を買うなら、Amazonプライムに加入するとお得です!送料無料&配送時間指定ができるうえに、対象の書籍と映画やドラマが見放題という大盤振る舞いなサービス。
楽天市場での買い物が多いなら、楽天ポイントがザクザク貯まる年会費永年無料の楽天カードがおすすめ。スーパーやコンビニだけでなく、光熱費やスマホ代の支払いにもポイントが付きます。
苦くないコーヒー豆 おすすめNo.01) BEANS TALK(ビーンズトーク)
BEANS TALKはコーヒー豆は生きている。というコンセプトに、リーズナブルで美味しいコーヒーを提供しているメーカーです。焙煎機の温度変化を細かく調整することで、じっくりコーヒー豆に火を通し丁寧に仕上げています。
ポイント | 内容 |
---|---|
ブランド/ロースター | ビーンズトーク |
販売業者 | トライアローズ株式会社 |
キーワードや特徴 | リーズナブルな価格でおいしいコーヒー |
店舗・カフェの場所 | なし |
おすすめの買い方 | 通販が安い |
安い(コスパの良さ) | |
人気(Amazon/楽天) |
苦くないコーヒー豆 おすすめNo.02) 神戸上島義弘ブレンド
喫茶店の味をお家でも楽しめるように2014年に小売販売を開始をしました。大量仕入れによりコストを抑えていますが、品質は落とさず、提供しており、まさに毎日おいしく飲める家計に優しいコーヒーをいう言葉が相応しい商品です。
ポイント | 内容 |
---|---|
ブランド/ロースター | 神戸上島義弘ブレンド |
販売業者 | 株式会社フレッシュ・フィールド |
キーワードや特徴 | 毎日おいしいコーヒーをコスパよく届ける |
店舗・カフェの場所 | 兵庫県神戸市 |
おすすめの買い方 | 通販が安い |
安い(コスパの良さ) | |
人気(Amazon/楽天) |
苦くないコーヒー豆 おすすめNo.03) HORI COFFEE(ホリコーヒー)
1968年創業の老舗珈琲専門店でその年に収穫されたコーヒー豆(ニュークロップ)をのみを使用。厳選されたニュークロップの最高級コーヒー豆はみずみずしく、新鮮そのものです。芳醇な香り、風味、コクをお楽しみいただけます。
ポイント | 内容 |
---|---|
ブランド/ロースター | HORI COFFEE |
販売業者 | 有限会社ホリ |
キーワードや特徴 | 1968年創業の人気ブレンドコーヒー |
店舗・カフェの場所 | 三重県 桑名市 |
おすすめの買い方 | 通販が安い |
安い(コスパの良さ) | |
人気(Amazon/楽天) |
苦くないコーヒー豆 おすすめNo.04) パロットコーヒー
パロットコーヒーの焙煎機は、コーヒー豆が入るドラムとバーナーが少し遠めになっており、豆に直接火が当たらないので焦げが入りにくく、強い火力を使いやすいのが特徴です。出来上がり甘みや香りをしっかりと引き出した、キレの良いコーヒー豆です。
ポイント | 内容 |
---|---|
ブランド/ロースター | パロットコーヒー |
販売業者 | パロットコーヒー |
キーワードや特徴 | 世界中の豆を直火で焙煎 |
店舗・カフェの場所 | 群馬県前橋市 |
おすすめの買い方 | 通販が安い |
安い(コスパの良さ) | |
人気(Amazon/楽天) |
苦くないコーヒー豆 おすすめNo.05) 自家焙煎コーヒー マウンテン
自家焙煎コーヒー マウンテンは、大量生産はせずに、店主自ら選び抜いた生豆を、これまで培ってきた経験と技術で焙煎をし、それぞれのコーヒーの個性を引き出すのが特徴です。何杯飲んでも胸焼けしないという評判もあります。
ポイント | 内容 |
---|---|
ブランド/ロースター | 自家焙煎コーヒー マウンテン |
販売業者 | 有限会社ウエストフィールド |
キーワードや特徴 | 豆の選定、ハンドピック、焙煎のプロ |
店舗・カフェの場所 | 大阪府高槻市 |
おすすめの買い方 | 通販が安い |
安い(コスパの良さ) | |
人気(Amazon/楽天) |
コーヒー豆の「焙煎による苦さ」と「豆の持つ苦さ」の違い
コーヒー豆の焙煎による苦さ
コーヒー豆の焙煎による苦さは熱量、焙煎時間、生豆の水分含有量で変わります。例えば、一般的には浅煎りの状態では酸味が強く、深煎りになるにつれ酸味は少なくなり、苦味が増すと言われています。これは焙煎の進行により、いわゆる「焦げ」が増加する為、苦味が増したと考えられています。ただし、豆によっては深く煎ってもずっと酸味が残るものもありますので、一概に焙煎だけで苦くなるわけはないようです。
コーヒー豆を焙煎することによる苦さとは、焙煎されているコーヒー豆が焦げていくことによる「焦げ」の成分により感じる苦味です。具体的には、クロロゲン酸類やメラノイジンと呼ばれる成分が人間に苦味を感じさせます。煎れば煎るほど苦み成分が増え、甘みや酸味は弱くなります。安い生豆(グレードの低い生豆)が深煎りとして売られるのは、そもそも豆本来の旨味が弱いため、この苦み成分を強くしてコーヒーっぽい味に仕上げている…という側面もあります。
コーヒー豆の種類による苦さ
前の項で説明した通り、コーヒー豆の種類によっては豆自体にも苦味があり、焙煎の度合いでは変わらないものも少なくありません。カフェインやクロロゲン酸類など、コーヒーの生豆に含まれるこれらの成分が、人が口にした際、味覚において苦さとして感じると言われています。生豆に含まれるこのカフェインなどの成分は、コーヒーの種類や産地によって、成分の種類も量も異なる為、産地の特徴などを押さえておくといいですね。
焙煎度以外にもコーヒー豆が植物として持つ苦さがあります。そして、その苦味の度合いは、コーヒー豆の種類によって異なります。生豆(生のコーヒー豆)が人間に苦みを感じさせる成分としてカフェインやクロロゲン酸があげられます。これらの苦み成分は、同じコーヒー豆でも産地や種類によって差があるのです。苦いコーヒー豆の種類として代表的なのは、カネフォラ種のロブスタという品種です。酸味や甘みが少ないため、ほとんど日本では飲まれていません。
苦くない&酸っぱくないコーヒー豆と粉の選び方おすすめ3項目
苦くないコーヒー豆(粉)の種類を選ぶ
1苦くないコーヒー豆を選ぶ場合、焙煎や産地などが大きな目安になりますが、今回は産地について記載したいと思います。苦味が少ないコーヒーとしてご紹介したい産地が大まかに2つ。酸味がありさっぱりとした味わいの世界三大コーヒーの一つ、キリマンジャロ(生産国はタンザニア)などで有名なタンザニア・エチオピアや、バランスの良い酸味と、苦味で万人受けする味わいが特徴のブラジル・コロンビアなどがおすすめです。
苦くないコーヒーを飲むためのおすすめの選び方1つめは、そもそも豆自体が苦くない品種を選ぶことです。ブラジルやコロンビアなどは酸味/甘み/苦味のバランスが良いコーヒー豆です。その中でもエメラルドマウンテン(コロンビア)は希少価値が高いため高価なコーヒー豆として知られています。苦味が弱く、酸味が若干強いコーヒー豆としては、フルーティな味わいのモカや強い酸味と甘い香りのキリマンジャロが入手しやすいでしょう。いくつか飲み比べてお気に入りを見つけましょう。
比較的浅煎りのコーヒー豆(粉)を選ぶ
浅煎り=酸っぱい、というイメージを持っている人も多いのですが、酸っぱいというより、「華やか・爽やか・フルーティ」といった表現の方が、ピッタリとくるコーヒーが増えています。具体的な焙煎度合いですが、ミディアムロースト〜ハイロースト辺りになります。産地からみると基本的にグアテマラをのぞく中米とカリブ海の豆は浅煎りがおすすめ。苦味が苦手な方には、まずは浅煎りという選択もありですね。
苦くないコーヒー豆を選ぶおすすめの方法2つめは、浅煎りから中煎りのコーヒー豆を選ぶことです。逆に言うと、深煎りのコーヒー豆を選ばないことです。生豆(生のコーヒー豆)を焙煎することにより、時間と共に色も変わっていきますが、苦み成分も増えていくからです。一般的に深煎りは苦い傾向があるので、浅煎りから中煎りされたコーヒー豆を選びましょう。一般的に浅煎りから中煎りされたコーヒー豆は、酸味や甘みに奥行きが感じられます。いっぽう、深煎りから極深煎りされたコーヒー豆は、酸味や甘みが弱くなり、苦みがグッと前に出てきます。
シングル(豆1種)よりブレンドを選ぶ
コーヒー豆を混ぜずに一つの産地で提供し、育て方や農園、作り方などトレーサビリティ(追跡可能性)が追えるコーヒーのことをシングルコーヒー。それに対して酸味の強いコーヒー豆と柔らかい酸味のコーヒー豆をブレンドすし、酸味はマイルドに、バランスが取れているものがブレンドコーヒーです。苦いコーヒーが苦手な方には、ブレンドコーヒーから入ると美味しく始められるのではないでしょうか。
豆一種類のコーヒーをシングルやシングルオリジン、スペシャルティコーヒーと呼ぶことがあります。それに対して、複数の種類の豆を混ぜて作ったものをブレンドやブレンドコーヒーと呼んでいます。シングルのコーヒー豆の特徴をたくさん覚えて、沢山試しながら飲んでいくのは、コーヒーが好きでないとけっこう大変なものです。そこで「苦くない」「苦味を抑えた」と書いてあるブレンドを選んでいくことが、意外と苦くないコーヒーを見つける近道としておすすめです。
苦くない&酸っぱくないコーヒーの淹れ方とおすすめの作り方
コーヒー粉の挽き目を粗くする
大まかに、細かいと苦い、粗いと苦味が少ないと言われることが多いので、苦味が苦手な方は、粗めで入れると良いでしょう。ただ、コーヒー豆の種類によっては、粗めに挽いても苦味が残る場合があり、これは、荒く引くことで、苦味だけではなく苦味をマイルとにしているコクも抽出しにくくなるの理由なので、粗めに入れたけど苦味が引き立つものについては、あえて細かめに挽いて味わってみるのもおすすめです。
注ぐお湯の温度を少し低くする
コーヒーを淹れるのに意外と大事なのがお湯の温度。一般的にはコーヒーを入れるのに適した温度は85度〜90度。コーヒーの味わいを二分するものといえば、苦味と酸味になりますが、お湯の温度が高い場合は苦味が出やすく、低い場合は酸味が出やすいので、苦味が苦手な方は、低めの温度で淹れることおすすめです。また、熱すぎるお湯だと、コーヒーの苦味だけではなく、雑味まで抽出されてしまいますので、注意が必要です。
コーヒー粉の蒸らしを短くする
コーヒーを入れる時の工程として蒸らしというものがあります。これは、コーヒー粉とお湯をなじませるための重要な工程となりコーヒー豆に含まれる炭酸ガスを放出し成分を抽出しやすくする役割があります。蒸らし時間を長くすると苦味や渋み、独特の甘みが多く抽出されるのでしっかりしたワイルドな味わい、短めの場合は酸味が多く抽出されるので、すっきりした味わいになり、苦味が苦手な方は短めがおすすめです。
コーヒー粉にお湯を静かに注ぐ
お湯と粉との接触時間が長いほど、コーヒーの成分はよく出ます。しかし、出て欲しくない成分(苦味や雑味)も出てしまうので、必ず細い方がいい、というわけではありません。また、成分には限度がありますので、再現なく濃くなるというわけではないようです。こちらもコーヒーの産地や焙煎度、挽き方などによっても味わいが変わりますが、蒸らし時間同様色々と試していただくと良いと思います。
コーヒーの抽出時間を短くする
コーヒーはデリケートな飲み物なので、抽出する速度(お湯を注ぐ速度)によっても味わいが変わります。抽出速度が早ければその分、早く粉を通り抜けます。味わいとしては、早く注ぐと、酸味と甘味が抽出されやすく、ゆっくり注ぐと苦味とコクが抽出され易くなるため、苦くない味わいがお好みの方は早めの抽出がおすすめ。好みの抽出速度を見つける楽しい時間になるのではないでしょうか。
苦味と酸味を抑えたコーヒーの淹れ方を試行錯誤するヒント
手動式のコーヒーミルで挽き目を調整する
コーヒー豆を粉にするときに少し気を使うことによって、コーヒーの味も調整でき、苦味もある程度コントロールすることができます。理由としては、コーヒー粉の挽き目(細かさ)ができあがるコーヒーの味、苦味に関係するからです。具体的には、コーヒー粉の挽き目が細かいほど、苦味が多く抽出されるので苦くなります。ちょっと苦いコーヒーを買ってしまったな…という場合は、普段より挽き目を大きくすると苦くないコーヒーを作る手助けとなるでしょう。
マシンを使わずハンドドリップで調整する
ハンドドリップでコーヒー粉にお湯を注ぐ速度とお湯の量をコントロールすることによって、苦みもある程度コントロールすることができます。理由としては、抽出時間(お湯とコーヒー粉が触れている時間)が短いほど、コーヒー粉から苦み成分が抽出されにくいからです。具体的には、じっくりとコーヒーを抽出するのではなく、可能な限りお湯を注ぐ回数を少なくしましょう。よく言われる標準的なお湯を注ぐ回数は3回と言われていますが、苦みを抑えたい時は1回~2回と少なくすることをおすすめします。
お湯の落ちる速度が速いドリッパーを使う
注いだお湯がドリッパーに溜まりづらく、お湯がサーっとコーヒー粉を通過するようなドリッパーを使うことによって、苦みもある程度コントロールすることができます。理由としては、抽出時間(お湯とコーヒー粉が触れている時間)が短いほど、コーヒー粉から苦み成分が抽出されにくいからです。具体的には、ハリオ式(円錐型)>カリタ式(台形型)>メリタ式(台形型)の順番でお湯が流れ落ちるスピードが速いです。ハリオのV60ドリッパーだけでなく、円錐型のドリッパーであればお湯の落ちる速度は十分に速いといえるでしょう。
いつもコーヒー1杯の豆(粉)の量を計る
毎日コーヒーを飲むときに決まったコーヒーの量を使うことにより、苦いコーヒー豆や粉を買ってしまったときに量を減らすという微調整をすることもできます。単純にお湯に対して使用するコーヒー豆や粉の量が少なくなるので苦みも減少するというわけです。手挽きミルやグラインダーでコーヒー粉の挽き目を粗い方向に調整できないときにおすすめの一番簡単な方法です。逆にお湯の量を少し増やすこともコーヒーの苦味を減少させます。
いつもコーヒー粉に注ぐお湯の温度を計る
コーヒー粉に注ぐお湯の温度を調節することによって、ある程度できあがるコーヒーの苦味をコントロールすることができます。理由としては、コーヒーの苦味成分は熱いお湯によって抽出されやすいからです。逆に言うと、低い温度になるほどコーヒー豆の苦味成分は抽出されづらいというわけです。具体的には、苦いコーヒー豆(粉)に対してい、ふだんより低い温度のお湯を使うことにより苦くないコーヒーを抽出することができます。普段使うお湯を30秒から60秒置いておくだけで実践できますので、苦くないコーヒーを作るおすすめの方法です。
